2006 Wild Witch

約2年ぶりに2006年 Trevor Jones Wild Witch のボトルをあけてみた。 このワインはJames Halliday がその年にリリースれさた傑作の一つという事で97点の評価を付けていた。  このスタイルのワインは大きく変化する事があるので、まとめて買う事にした。  ワインが変化していくのを楽しむのも、贅沢なワインの楽しみ方である。 しかし、当初の率直な感想では90点前後という感じで、感激する様なワインとは言い難いものだった。

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 100%Shirazで造られたワイン。 葡萄は水を与えず過酷な環境の中で栽培されたので、味に強烈さがある。 Trevor Jones はバロッサの中でもその存在感を認められているワイナリーで良質のワインを造っている。

約2年ぶりに飲んだが、前回とは全く別物のワインに変化していた。 少なくとも95点以上の評価が付いても不思議ではないと断言できるぐらい味及び全体のバランスが良い仕上がりになっている。 このワインは後2-3年寝かすと更に美味しくなるだろう。 この様な変化をするワインというのは多くはないが、時々遭遇する。 

コルクを拭いてから2日目になるとワインの甘みフルーツの香りが前面に出てきて、更に美味しくなった。 間違いなく97点のワインという感じ。 James Halliday が当初97点という評価を付けたのは間違いではなかった。 他の著名な評論家は91点という評価で、私自身も90点前後という評価をしたが、James Halliday は別の角度から評価していた。

ワインが大きく変化する場合の可能性だが、可能性が期待できるワインで約10%ぐらいが完全に変化する。 殆どのワインが大きく変化する事は無い。 寝かす事によって完全に形を変えてしまった様なワインに遭遇した事は何回かあるが、購入時点でその様な予想をするのは難しい。 大きく変化するワインには共通する特徴がみられるが、それでも外れる場合が多い。  

このワインをケースで買っていてよかった。 短期間でここまで変化するとは思わなかったが、宝ものを当てた様な気分にさせてくれる。 このワインは本当に旨い。

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